メディアサービスグループのジョウチです。
毎日おっそろしいぐらい暑いです!夏ですね!!
そんな夏にうってつけの避暑地は実は美術館です。
京都市美術館「マグリッド展」に行ってきました。
ルネ・マグリットは20世紀に活躍した画家ですが、その傍らデザインの仕事も行っていました。
芸術家として活動しながら23歳で壁紙のデザインの仕事に就き、その後広告デザインなどを行っていきます。
超やべーですねー、マジカッケーですねー。
油彩画ではあるものの、ベタっぽい色面使いや構成的な画面などデザイン的な表現を行っているため、モダンな雰囲気もあります。
物販に彼の絵を表紙に使ったノートなどが売っていましたが、
ふつーにかわいくて買いたくなります!
マグリットが繰り返しテーマとしている言葉とイメージの関係など、思想的な部分もとんでもなく面白いんですが、
もうひとつ興味深いのが、
彼の作品が時代を経るごとにどんどんテイストを変えることです。
1920年代にはキュビスムやシュルレアリスムみたいな、その頃に出てきたイケイケな芸術の影響を受けまくり、どんどん写実的な細かい絵になってていきます。
しかし第二次世界大戦の頃には印象派のような、抽象的で明るい色彩の絵になっていきます。
印象派は、1900年よりも昔に盛り上がった芸術運動です。
1940年代にもなってナゼいまさら印象派、、感が正直します。しませんか?ぶっちゃけしますね。
ですがマグリッドがこの表現に行き着いたのも、実は戦争が起きた当時だからこそのようです。