弊社で行うグラフィックソフト開発には、ビットマップなどのラスターデータ処理とベクターデータ処理の両方が含まれます。
ピクセルの集まりで表現するビットマップ画像の編集では、明度・コントラスト・色調の補正、又は変換処理として2値化、ベクタライズ、画像圧縮、スタンプ編集、特殊効果等の開発を行っています。
また、点で結ばれた線で構成されるベクターデータ編集では、ベジェ曲線、円弧等の図形作成だけではなく、透過処理をはじめとする面や線の属性編集、マスク処理、ラスタライズなど、ベクターデータ編集に必要な機能、またレイヤーを用いた編集などグラフィック編集に必要な開発全般を行っています。
この技術基盤に基づいて開発された大型出力用グラフィックソフトが「DIGIOシリーズ」となります。
「DIGIO」の特徴
DIGIOは屋外広告業界をメインターゲットとして開発されており、最大 30m x 30m のサイズでのグラフィックデザイン、レイアウトが可能です。
また、上記のようなラージフォーマットに最適化されたフォントを内蔵し、アウトラインデータの取り扱いを整備することで、看板施工用のカッティングデータを作成できるカッティングソフトとしても使用可能です。
カッティングソフトウエアとしては、国内で販売されているカッティングマシン/カッティングプロッタへのデータ出力に対応しており、対応していない場合でも自社開発の強みとして、技術検討・開発が可能です。
DIGIOは1つのソフトウエアの中でラスターデータとベクターデータの両方を処理することが可能であるため、オブジェクトのレイアウトと画像のレタッチなどの処理をシームレスに行うことが可能です。