特に高速道路では寝るな

2019年10月11日
会社でのできごと
出力施工部のSGです。
先日県外出張のため高速道路を走っていたら目の前で大型トラックが事故りました。
ご興味がありましたらご一読ください。
その大型トラック、車線をまたいだり戻ったりと蛇行していたので
あーこれは寝てやがるなと察して車間距離を広くとってじっとりと観察しておりました。

そのとき走行車線が工事で車線規制されていたんですが、そのトラックはふらふらした挙げ句に
規制の向こうの工事トラックにゆらりと向かっていったわけであります。

あーこれはやってしまいましたなと諦めたのも束の間、果たして大型トラックは
看板をなぎ倒し粉砕し跳ね飛ばしながら工事トラックのケツに激突したのであります。

舞い散るかつて看板だった破片を避け、私は規制車線の向こう側にふわりと停車した大型トラックの
前方へと車を滑り込ませて停車させ、降りていって運転手に声をかけたのです。

「兄さんやっちまったねえ。今日は遠くからかい?」
「いやあ…ちょっときつくて疲れてました…」
「おいら一部始終を見てたけど、どこかに説明したりしたほうがいいかい?」
「いやいいです。大丈夫」
「そいじゃあね。無理しちゃいけねえぜ」

数日前に長距離トラックドライバーの書いた連載コラムを読んでいたもんですから
彼らに対しての慈愛の情に満ち溢れていたわけですな。
トラックの傍を離れて自分の車に戻り、再び出張先へ向かって高速道路を走り出した次第です。

さてここからが本題。

みなさん道路緊急ダイヤルというのはご存知で?

道路に異常があったら知らせてくんな!というやつで、
道になにか落ちていたときに知らせると駆けつけてきて回収してくれるわけだ。
おかげで我々は安全に走れるってわけ。

今回も走り出したあと数分のうちに#9910、良識ある通報をしたわけだ。
通報したのは事故から数分経っていて、現場ではもう渋滞が始まりつつある頃合いだったもんで、
「もう通報いってると思うけどカクカクシカジカ」
と言ったら
「あなたが第一報です。隣に警察官がおりますので詳しくお聞かせください」
だと。
誰も通報してねえ…

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秋の行楽シーズンってことで長距離走る機会もあるでしょう。
その間落下物を見ないことのほうが稀だったりします。
誰かが危険な目に遭わないように進んで通報しましょう。

通報すると電話の向こうのお兄さんから
「何の通報か」
「どこを走っていてどこへ向かっているのか」
「どこでそれがあったか」
「どっちの車線か」
を聞かれます。
「どこ」は道路脇に必ずある「キロポスト」の数字を伝えましょう。
分からなかったらトンネルの名前とかPAから何分くらいとか、参考になる情報はなんでも伝えましょう。

利用者みんなでよい道路環境を作ろうではありませんか。
こちらからは以上です。それではよい連休を。
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